投稿日:2020.02.29/更新日:2021.05.04

新型コロナウイルス対策の生薬・漢方薬と在庫状況について

抗ウイルス作用が知られている生薬・漢方薬は、多数ありますので、
現在の在庫状況(2020年5月4日)と合わせて、下記にまとめます。

   

(動画解説)

抗ウイルス作用が知られている生薬・漢方薬に関して、詳細を下記の動画にまとめましたので、こちらよりご覧ください。

https://youtu.be/3cZyiH6FTCE

   

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(追加情報)

3月5日:バンランコンの仕入れ価格が2倍と高騰しました。在庫もほぼ無い状況です。
4月30日:5月中旬より、供給が再開される見込みです。

    

3月10日:4月8日より牛黄の製品が約17%の値上がりとなります。

在庫がなくなり次第、値上がりとなりますので、お早めにお求めください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

抗ウイルス作用が有名な生薬・漢方薬としては、例えば
①牛黄(ゴオウ)
②板藍根(バンランコン)
③田七人参(デンシチニンジン)
④黄耆(オウギ)製剤
⑤金銀花(キンギンカ)・連翹(レンギョウ)製剤
などが挙げられます。

   

牛黄(ゴオウ)
強力な抗ウイルス作用が知られていますが、牛黄は、高価なため国内在庫に関しては、まだ大丈夫です。ただし、中国でインフルエンザを始めとした感染症が広がると価格が高騰することでも有名ですので、今後の動向を注視する必要があります。実際、現状で最も問合せが多いです。

牛黄(ゴオウ)の詳細についてはこちらをご覧ください。
また牛黄製剤に関しては、いくつか種類がございますので、必要な場合はお問い合わせください。

   

板藍根(バンランコン)
普段の予防として使われものです。比較的安価で、かつ抗ウイルス作用があることが知られているため、国内在庫がほぼ無い状況です。特に簡易的に飲めるエキス剤タイプは、在庫がほぼ無いです。自身で煮出すタイプについても、品薄です。
板藍根(バンランコン)の詳細についてはこちらをご覧ください。
煮出すタイプについて、ご希望の方は、お問い合わせください。

   

田七人参(デンシチニンジン)
朝鮮人参と同じくウコギ科の生薬で肝機能の改善で有名ですが、抗ウイルス作用もあります。したがって、肝機能に問題がある方には、一石二鳥でオススメしています。
日本の法律上、健康食品となりますので、こちらから購入可能です。
(在庫切れとなっている場合はお問い合わせください。)

   

④黄耆(オウギ)製剤
中国でコロナウイルス対策として、4種類の処方が発表されています。その4種類の処方に共通して使われている生薬が黄耆(オウギ)です。黄耆は、朝鮮人参と同じく気を補い、免疫力を整える力が強いのですが、黄耆の方が皮膚の表面に働きます。そのため、コロナウイルス対策として、使用されていることが推察されます。

黄耆(オウギ)製剤に関しては、まだ知名度が上がっていないため比較的在庫があり、いくつか種類がございますので、必要な場合はお問い合わせください。

   

⑤金銀花(キンギンカ)・連翹(レンギョウ)製剤
金銀花(キンギンカ)と連翹(レンギョウ)は、抗ウイルス作用が知られている組み合わせです。有名な処方としては、荊防敗毒散 (ケイボウハイドクサン)があります。実際、台湾では風といえば、葛根湯より荊防敗毒散の方が使用されています。特に喉の痛みがある場合は、非常に有効です。

    

金銀花(キンギンカ)・連翹(レンギョウ)製剤に関しては、黄耆(オウギ)製剤と同じく、まだ知名度が上がっていないため比較的在庫があり、いくつか種類がございますので、必要な場合はお問い合わせください。


その他にお勧めの素材:スクアレン
スクアレンは、深海ザメの肝臓より抽出した成分です。
生薬名は、「鮫玉(さめだま)」と言います。
免疫力を整える上、血中濃度の酸素濃度を上げて、肺の機能を助けます。
肺の機能に不安を抱える方には、特にお勧めです。

在庫状況などに変化がございましたら、
随時報告いたします。

またご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

    この記事の監修薬剤師

    運龍堂 佐藤貴繁

    略歴

    1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
         北海道大学薬学部を卒業
    2003年 薬剤師免許を取得
    2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
         専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
    2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
    2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
    2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
    2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任

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    2020/02/29

    新型コロナウイルス対策の生薬・漢方薬と在庫状況について

    抗ウイルス作用が知られている生薬・漢方薬は、多数ありますので、
    現在の在庫状況(2020年5月4日)と合わせて、下記にまとめます。

       

    (動画解説)

    抗ウイルス作用が知られている生薬・漢方薬に関して、詳細を下記の動画にまとめましたので、こちらよりご覧ください。

    https://youtu.be/3cZyiH6FTCE

       

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    (追加情報)

    3月5日:バンランコンの仕入れ価格が2倍と高騰しました。在庫もほぼ無い状況です。
    4月30日:5月中旬より、供給が再開される見込みです。

        

    3月10日:4月8日より牛黄の製品が約17%の値上がりとなります。

    在庫がなくなり次第、値上がりとなりますので、お早めにお求めください。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    抗ウイルス作用が有名な生薬・漢方薬としては、例えば
    ①牛黄(ゴオウ)
    ②板藍根(バンランコン)
    ③田七人参(デンシチニンジン)
    ④黄耆(オウギ)製剤
    ⑤金銀花(キンギンカ)・連翹(レンギョウ)製剤
    などが挙げられます。

       

    牛黄(ゴオウ)
    強力な抗ウイルス作用が知られていますが、牛黄は、高価なため国内在庫に関しては、まだ大丈夫です。ただし、中国でインフルエンザを始めとした感染症が広がると価格が高騰することでも有名ですので、今後の動向を注視する必要があります。実際、現状で最も問合せが多いです。

    牛黄(ゴオウ)の詳細についてはこちらをご覧ください。
    また牛黄製剤に関しては、いくつか種類がございますので、必要な場合はお問い合わせください。

       

    板藍根(バンランコン)
    普段の予防として使われものです。比較的安価で、かつ抗ウイルス作用があることが知られているため、国内在庫がほぼ無い状況です。特に簡易的に飲めるエキス剤タイプは、在庫がほぼ無いです。自身で煮出すタイプについても、品薄です。
    板藍根(バンランコン)の詳細についてはこちらをご覧ください。
    煮出すタイプについて、ご希望の方は、お問い合わせください。

       

    田七人参(デンシチニンジン)
    朝鮮人参と同じくウコギ科の生薬で肝機能の改善で有名ですが、抗ウイルス作用もあります。したがって、肝機能に問題がある方には、一石二鳥でオススメしています。
    日本の法律上、健康食品となりますので、こちらから購入可能です。
    (在庫切れとなっている場合はお問い合わせください。)

       

    ④黄耆(オウギ)製剤
    中国でコロナウイルス対策として、4種類の処方が発表されています。その4種類の処方に共通して使われている生薬が黄耆(オウギ)です。黄耆は、朝鮮人参と同じく気を補い、免疫力を整える力が強いのですが、黄耆の方が皮膚の表面に働きます。そのため、コロナウイルス対策として、使用されていることが推察されます。

    黄耆(オウギ)製剤に関しては、まだ知名度が上がっていないため比較的在庫があり、いくつか種類がございますので、必要な場合はお問い合わせください。

       

    ⑤金銀花(キンギンカ)・連翹(レンギョウ)製剤
    金銀花(キンギンカ)と連翹(レンギョウ)は、抗ウイルス作用が知られている組み合わせです。有名な処方としては、荊防敗毒散 (ケイボウハイドクサン)があります。実際、台湾では風といえば、葛根湯より荊防敗毒散の方が使用されています。特に喉の痛みがある場合は、非常に有効です。

        

    金銀花(キンギンカ)・連翹(レンギョウ)製剤に関しては、黄耆(オウギ)製剤と同じく、まだ知名度が上がっていないため比較的在庫があり、いくつか種類がございますので、必要な場合はお問い合わせください。


    その他にお勧めの素材:スクアレン
    スクアレンは、深海ザメの肝臓より抽出した成分です。
    生薬名は、「鮫玉(さめだま)」と言います。
    免疫力を整える上、血中濃度の酸素濃度を上げて、肺の機能を助けます。
    肺の機能に不安を抱える方には、特にお勧めです。

    在庫状況などに変化がございましたら、
    随時報告いたします。

    またご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

      この記事の監修薬剤師

      運龍堂 佐藤貴繁

      略歴

      1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
           北海道大学薬学部を卒業
      2003年 薬剤師免許を取得
      2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
           専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
      2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
      2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
      2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
      2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任

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