


今話題の麻の合法成分、CBD(カンナビジオール)の注意点

【今話題の麻の合法成分、CBD(カンナビジオール)の注意点】
CBD(Cannabidiol、カンナビジオール)は薬用植物アサの成分です。CBDは1963年にイスラエルの化学者メクラム氏によって発見され、ポリフェノール構造を持ちます。
ちなみに、大麻、麻、大麻草、マリファナ、ヘンプ、カンナビスはアサ科の1年草ですべて同じ植物の「アサ」のことを指します。
<個人輸入、ネットでのCBD製品の購入に要注意!日本では違法になることも。>
CBDをきちんと相談薬局(正規販売店)のようなきちんとしたルートで購入せず、個人輸入やネットでの購入の際には特に注意が必要です。
CBD製品の中にはマリファナの主成分で規制成分でもあるTHC(テトラヒドロカンナビノール)を含んでいる場合があるためです。日本では1948年に制定した大麻取締法によってカンナビノイドを多く含む花穂(かすい)や葉、根の利用を禁止しており、正規販売店以外でのCBD製品には違法部位が使われている可能性があります。
<CBD海外でも注目されている機能性成分です>
アメリカでは人道的な観点から医療用大麻を州レベルで合法化してきました。1996年にカリフォルニア州から始まり、今ではアメリカの23もの州とワシントンDCが医療用大麻を合法化しています。
さらにTHC含有が0.3%未満である産業用大麻由来のCBDは50州すべてで合法となっていて、全米での大麻市場予測は年々拡大していくことが予想されています。THCはアサの葉や花穂、根に含まれており、これらが原料で作られたCBD製品は海外現地では合法でも日本に持って帰ってきたときには違法になってしまう可能性があります。
CBD製品は日本国内の相談薬局などの正規販売店で購入するように気を付けてください。


