投稿日:2024.08.07/更新日:2024.08.07

耳鳴りに効果のある漢方は?|漢方がなぜ効果があるのかを解説

気圧の変化などによって生じる「キーン」と聞こえてくる耳鳴りは、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。

多くの場合、耳鳴りは一時的なものですが、一日のうちに何度も症状が現れるケースもあります。

慢性的な耳鳴りは不快に感じストレスの原因にもなることから、改善したいと考える方も多いでしょう

そのような場合におすすめの漢方薬や、なぜ漢方が耳鳴りに効果を発揮するのかも合わせてご紹介します。

耳鳴りが起こる原因

耳鳴りはさまざまな原因によって起こり、場合によっては深刻な疾患のサインであることもあります。

主に考えられる原因をご紹介しましょう。

ストレス

大きなストレスがかかると自律神経が乱れ、体全体にさまざまな影響を及ぼし、耳鳴りの原因となることがあります。

多くの場合、一時的な症状で時間の経過とともに治ることがほとんどです。

しかし、慢性的なストレスが続くと耳鳴りも継続し、その症状がさらなるストレスを引き起こし悪循環に陥るケースもあります。

大きな音

長時間または突発的に大きな音を聞くと、耳の中にある有毛細胞にダメージが加わることがあります。

有毛細胞は本来、音を感知し脳に信号を送る役割を持っていますが、損傷を受けると異常な信号が発生し耳鳴りとして認識されることがあります。

ライブ会場や工事現場での長時間の騒音、爆発音などを聞いたときに現れる耳鳴りはこれに該当します。

耳に異物が入っている

耳の中に異物が入ると、耳道が詰まり音の伝達が妨げられることがあります。

この異物が耳道を刺激したり、鼓膜に圧力をかけたりすることで異常な信号が発生し、耳鳴りとして感じられることがあります。

具体的には耳垢やほこり、耳に入った虫などが原因になることがあります。

疲労・睡眠不足

疲労や睡眠不足の状態が続くと自律神経のバランスが崩れやすくなり、ストレスが蓄積したときと同様に耳鳴りが現れやすくなります。

また、睡眠不足は脳の機能低下を引き起こすこともあり、これが原因で耳鳴りの感覚が一層強く感じられることもあります。

加齢

加齢によって耳の有毛細胞の機能が低下すると、耳鳴りが現れることがあります。

特に50代から60代で発症するケースが多いですが、それより若い世代の方でも耳鳴りが現れることがあります。

耳およびその他の疾患

ストレスや疲労がなく十分な睡眠時間が確保されており、その他上記で紹介したような原因に心当たりがない場合には、何らかの疾患を発症していることも考えられます。

たとえば、メニエール病や中耳炎、高血圧の合併症として脳梗塞などの疾患を患っていると内耳や中耳に異常を引き起こし耳鳴りを発症することがあります。

関連記事:不眠の主な原因とは?解決方法やおすすめの漢方をご紹介

耳鳴りに効果のある漢方

一口に耳鳴りといっても原因はさまざまで、症状を改善するためにはそれぞれに合ったアプローチや薬を選ぶことが大切です。

漢方は耳鳴りの原因に合わせてさまざまな薬が販売されていますが、その中で効果が期待できるものをいくつかご紹介しましょう。

柴胡加竜骨牡蛎湯

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、ストレスや不眠などが原因で起こる耳鳴りにおすすめの漢方薬です。

柴胡や半夏、茯苓、桂皮、黄芩といった生薬が配合されており、イライラを緩和したり、緊張をほぐし心を落ち着かせる効果が期待できます。

更年期障害によって自律神経のバランスが崩れたときに現れる耳鳴りにも、効果が期待できるでしょう。

苓桂朮甘湯

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)も、ストレスや不眠が引き金となって起こる耳鳴りにおすすめの漢方薬です。

茯苓、桂皮、蒼朮、甘草といった生薬が配合されており、耳鳴りだけでなく頭痛や立ち眩み、目まいなどにも効果が期待できます

釣藤散

釣藤散(ちょうとうさん)は、高血圧に伴う耳鳴りにおすすめの漢方薬です。

釣藤鈎や陳皮、麦門冬、半夏、茯苓などの生薬が配合されており、耳鳴りだけでなく頭痛や目まい、肩こりなどにお悩みの方にもおすすめです。

加味逍遙散

加味逍遙散(かみしょうようさん)は、女性ホルモンの分泌低下に伴う更年期障害によって耳鳴りが現れる場合におすすめの漢方薬です。

「ストレスや明確な原因がないにもかかわらず、イライラしたり気分が不安定になることが多い」「のぼせや火照った感覚、不眠などの症状も一緒に現れる」

このような人は服用することで、症状が緩和される可能性があります。

半夏白朮天麻湯

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)は、胃腸の働きが低下し頭痛や目まい、立ちくらみなどと一緒に耳鳴りが現れる場合におすすめの漢方薬です。

半夏や白朮、蒼朮、陳皮などの生薬が配合されており、胃腸の機能を改善することで頭痛や耳鳴りといった症状も緩和することができます。

関連記事:酸棗仁湯は不眠症に効果がある?飲むタイミングや副作用を解説!

漢方が耳鳴りに効く理由

漢方の世界では「気(き)・血(けつ)・水(すい)」とよばれる概念があります。

これらのバランスを整えることが体のさまざまな不調改善につながると考えられています。

このうち、耳鳴りに対して大きな影響を与えると考えられているのが「血」と「水」です。

水を整える

漢方における水(すい)とは、リンパ液や脳脊髄液といったヒトの体内を巡る体液のことを指します。

代謝が低下すると水が滞った状態になり、胃腸の機能低下をはじめとして頭痛やむくみ、頻尿、そして耳鳴りなどの症状を引き起こすことがあります。

水を整えることで水分代謝を正常化し、耳鳴りをはじめとしたさまざまな症状の緩和・改善につながる可能性があるのです

上記でご紹介した「苓桂朮甘湯」や「半夏白朮天麻湯」は、水を整える効果が期待できる漢方薬です。

血を整える

血(けつ)とはその名の通り、私たちの体内を流れる血液のことを指します。

血流量が増加すると耳鳴りや充血、のぼせ、火照りなどの症状が現れ、反対に血流量が極端に減少すると貧血や冷え性、目まいなどの症状が現れます

耳鳴り以外にも上記のような症状が現れた場合には、血を整える漢方薬の服用がおすすめです。

高血圧に伴う耳鳴りに効果が期待できる釣藤散や、更年期障害にも有効な加味逍遙散も血を整える漢方薬のひとつです。

水と血を整える

耳鳴りの原因がはっきりしない、あるいはさまざまな症状が現れている場合には、水と血どちらを整えれば良いのか分からないこともあるでしょう。

漢方薬の中には水と血の両方を整えるものもあるため、これを試してみるのもひとつの方法です。

関連記事:八味地黄丸の効果とは?女性におすすめの理由や副作用を徹底解説

日常的に効果のある耳鳴り対策

慢性的な耳鳴りに悩んでいる方は、まずは病院で重篤な病気にかかっていないかを検査することが大切です。

そのうえで、日常生活でさまざまな対策を講じることにより、耳鳴りを軽減できる可能性もあります。

ストレスを取り除く

一時的に「キーン」と高い音の耳鳴りが聞こえる場合には、ストレスが原因となっていることが多いので、慢性的なストレスの原因を取り除くことが重要です。

そのためには適度な運動によって体を動かしたり、趣味に没頭する時間を作ったりすることが有効といえるでしょう。

仕事や家事がストレスの原因となっている場合には、同じ悩みを抱える人や自分の立場を理解してもらえる人に相談してみるのもストレス軽減につながります。

生活習慣を見直す

慢性的な疲労の蓄積や睡眠不足も耳鳴りの原因につながることから、現在の生活習慣を改めて見直してみましょう。

たとえば、十分な睡眠時間を確保するためには寝る前にアルコールを控えたり、スマホやタブレット端末を使用しないことも重要です。

高血圧の方は脳梗塞などの合併症によって、耳鳴りを引き起こすこともあります。

適度な運動を心がけ、塩分控えめの食事やアルコール・タバコの量を減らすことも効果的です。

運龍堂では一人ひとりに合わせたオーダーメイドの漢方を処方

耳鳴りに効果が期待できる漢方薬はさまざまな種類があり、原因や体質に応じて選ぶことが大切です。

ドラッグストアなどでも漢方薬は手軽に購入できますが、優れた効果を得るためには漢方に精通した薬剤師へ相談して選ぶことが理想的といえます。

宮城県仙台市にある漢方薬局「運龍堂」は、漢方専門の薬剤師が無料の漢方相談を行っています。

漢方相談では、患者様一人ひとりのお悩みや症状、体質をヒアリングしたうえで最適な漢方薬をご提案いたします

遠方で来店が難しい場合でもオンラインによる漢方相談を利用でき、その場で漢方薬をオーダーすることも可能です。

市販の漢方薬を試してみたものの耳鳴りが治らない方や、種類が多すぎてどの漢方を選べば良いか分からないという方は、ぜひ一度運龍堂へご相談ください。

まとめ

耳鳴りはストレスや疲労、睡眠不足といった日頃の生活習慣に起因して起こることが多いほか、場合によっては何らかの疾患を発症していることもあります。

日常的に耳鳴りに悩まされている方は、まずは病院を受診し耳鳴りの原因を把握したうえで、生活習慣の見直しや必要な治療に取り組んでみましょう。

また、耳鳴りに効果を発揮するさまざまな漢方薬もあるため、これらを継続的に服用することで体質が改善され症状が緩和できる可能性もあります。

gd2md-html: xyzzy Tue Aug 06 2024

この記事の監修薬剤師

運龍堂 佐藤貴繁

略歴

1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
     北海道大学薬学部を卒業
2003年 薬剤師免許を取得
2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
     専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任

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2024/08/07

耳鳴りに効果のある漢方は?|漢方がなぜ効果があるのかを解説

気圧の変化などによって生じる「キーン」と聞こえてくる耳鳴りは、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。

多くの場合、耳鳴りは一時的なものですが、一日のうちに何度も症状が現れるケースもあります。

慢性的な耳鳴りは不快に感じストレスの原因にもなることから、改善したいと考える方も多いでしょう

そのような場合におすすめの漢方薬や、なぜ漢方が耳鳴りに効果を発揮するのかも合わせてご紹介します。

耳鳴りが起こる原因

耳鳴りはさまざまな原因によって起こり、場合によっては深刻な疾患のサインであることもあります。

主に考えられる原因をご紹介しましょう。

ストレス

大きなストレスがかかると自律神経が乱れ、体全体にさまざまな影響を及ぼし、耳鳴りの原因となることがあります。

多くの場合、一時的な症状で時間の経過とともに治ることがほとんどです。

しかし、慢性的なストレスが続くと耳鳴りも継続し、その症状がさらなるストレスを引き起こし悪循環に陥るケースもあります。

大きな音

長時間または突発的に大きな音を聞くと、耳の中にある有毛細胞にダメージが加わることがあります。

有毛細胞は本来、音を感知し脳に信号を送る役割を持っていますが、損傷を受けると異常な信号が発生し耳鳴りとして認識されることがあります。

ライブ会場や工事現場での長時間の騒音、爆発音などを聞いたときに現れる耳鳴りはこれに該当します。

耳に異物が入っている

耳の中に異物が入ると、耳道が詰まり音の伝達が妨げられることがあります。

この異物が耳道を刺激したり、鼓膜に圧力をかけたりすることで異常な信号が発生し、耳鳴りとして感じられることがあります。

具体的には耳垢やほこり、耳に入った虫などが原因になることがあります。

疲労・睡眠不足

疲労や睡眠不足の状態が続くと自律神経のバランスが崩れやすくなり、ストレスが蓄積したときと同様に耳鳴りが現れやすくなります。

また、睡眠不足は脳の機能低下を引き起こすこともあり、これが原因で耳鳴りの感覚が一層強く感じられることもあります。

加齢

加齢によって耳の有毛細胞の機能が低下すると、耳鳴りが現れることがあります。

特に50代から60代で発症するケースが多いですが、それより若い世代の方でも耳鳴りが現れることがあります。

耳およびその他の疾患

ストレスや疲労がなく十分な睡眠時間が確保されており、その他上記で紹介したような原因に心当たりがない場合には、何らかの疾患を発症していることも考えられます。

たとえば、メニエール病や中耳炎、高血圧の合併症として脳梗塞などの疾患を患っていると内耳や中耳に異常を引き起こし耳鳴りを発症することがあります。

関連記事:不眠の主な原因とは?解決方法やおすすめの漢方をご紹介

耳鳴りに効果のある漢方

一口に耳鳴りといっても原因はさまざまで、症状を改善するためにはそれぞれに合ったアプローチや薬を選ぶことが大切です。

漢方は耳鳴りの原因に合わせてさまざまな薬が販売されていますが、その中で効果が期待できるものをいくつかご紹介しましょう。

柴胡加竜骨牡蛎湯

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、ストレスや不眠などが原因で起こる耳鳴りにおすすめの漢方薬です。

柴胡や半夏、茯苓、桂皮、黄芩といった生薬が配合されており、イライラを緩和したり、緊張をほぐし心を落ち着かせる効果が期待できます。

更年期障害によって自律神経のバランスが崩れたときに現れる耳鳴りにも、効果が期待できるでしょう。

苓桂朮甘湯

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)も、ストレスや不眠が引き金となって起こる耳鳴りにおすすめの漢方薬です。

茯苓、桂皮、蒼朮、甘草といった生薬が配合されており、耳鳴りだけでなく頭痛や立ち眩み、目まいなどにも効果が期待できます

釣藤散

釣藤散(ちょうとうさん)は、高血圧に伴う耳鳴りにおすすめの漢方薬です。

釣藤鈎や陳皮、麦門冬、半夏、茯苓などの生薬が配合されており、耳鳴りだけでなく頭痛や目まい、肩こりなどにお悩みの方にもおすすめです。

加味逍遙散

加味逍遙散(かみしょうようさん)は、女性ホルモンの分泌低下に伴う更年期障害によって耳鳴りが現れる場合におすすめの漢方薬です。

「ストレスや明確な原因がないにもかかわらず、イライラしたり気分が不安定になることが多い」「のぼせや火照った感覚、不眠などの症状も一緒に現れる」

このような人は服用することで、症状が緩和される可能性があります。

半夏白朮天麻湯

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)は、胃腸の働きが低下し頭痛や目まい、立ちくらみなどと一緒に耳鳴りが現れる場合におすすめの漢方薬です。

半夏や白朮、蒼朮、陳皮などの生薬が配合されており、胃腸の機能を改善することで頭痛や耳鳴りといった症状も緩和することができます。

関連記事:酸棗仁湯は不眠症に効果がある?飲むタイミングや副作用を解説!

漢方が耳鳴りに効く理由

漢方の世界では「気(き)・血(けつ)・水(すい)」とよばれる概念があります。

これらのバランスを整えることが体のさまざまな不調改善につながると考えられています。

このうち、耳鳴りに対して大きな影響を与えると考えられているのが「血」と「水」です。

水を整える

漢方における水(すい)とは、リンパ液や脳脊髄液といったヒトの体内を巡る体液のことを指します。

代謝が低下すると水が滞った状態になり、胃腸の機能低下をはじめとして頭痛やむくみ、頻尿、そして耳鳴りなどの症状を引き起こすことがあります。

水を整えることで水分代謝を正常化し、耳鳴りをはじめとしたさまざまな症状の緩和・改善につながる可能性があるのです

上記でご紹介した「苓桂朮甘湯」や「半夏白朮天麻湯」は、水を整える効果が期待できる漢方薬です。

血を整える

血(けつ)とはその名の通り、私たちの体内を流れる血液のことを指します。

血流量が増加すると耳鳴りや充血、のぼせ、火照りなどの症状が現れ、反対に血流量が極端に減少すると貧血や冷え性、目まいなどの症状が現れます

耳鳴り以外にも上記のような症状が現れた場合には、血を整える漢方薬の服用がおすすめです。

高血圧に伴う耳鳴りに効果が期待できる釣藤散や、更年期障害にも有効な加味逍遙散も血を整える漢方薬のひとつです。

水と血を整える

耳鳴りの原因がはっきりしない、あるいはさまざまな症状が現れている場合には、水と血どちらを整えれば良いのか分からないこともあるでしょう。

漢方薬の中には水と血の両方を整えるものもあるため、これを試してみるのもひとつの方法です。

関連記事:八味地黄丸の効果とは?女性におすすめの理由や副作用を徹底解説

日常的に効果のある耳鳴り対策

慢性的な耳鳴りに悩んでいる方は、まずは病院で重篤な病気にかかっていないかを検査することが大切です。

そのうえで、日常生活でさまざまな対策を講じることにより、耳鳴りを軽減できる可能性もあります。

ストレスを取り除く

一時的に「キーン」と高い音の耳鳴りが聞こえる場合には、ストレスが原因となっていることが多いので、慢性的なストレスの原因を取り除くことが重要です。

そのためには適度な運動によって体を動かしたり、趣味に没頭する時間を作ったりすることが有効といえるでしょう。

仕事や家事がストレスの原因となっている場合には、同じ悩みを抱える人や自分の立場を理解してもらえる人に相談してみるのもストレス軽減につながります。

生活習慣を見直す

慢性的な疲労の蓄積や睡眠不足も耳鳴りの原因につながることから、現在の生活習慣を改めて見直してみましょう。

たとえば、十分な睡眠時間を確保するためには寝る前にアルコールを控えたり、スマホやタブレット端末を使用しないことも重要です。

高血圧の方は脳梗塞などの合併症によって、耳鳴りを引き起こすこともあります。

適度な運動を心がけ、塩分控えめの食事やアルコール・タバコの量を減らすことも効果的です。

運龍堂では一人ひとりに合わせたオーダーメイドの漢方を処方

耳鳴りに効果が期待できる漢方薬はさまざまな種類があり、原因や体質に応じて選ぶことが大切です。

ドラッグストアなどでも漢方薬は手軽に購入できますが、優れた効果を得るためには漢方に精通した薬剤師へ相談して選ぶことが理想的といえます。

宮城県仙台市にある漢方薬局「運龍堂」は、漢方専門の薬剤師が無料の漢方相談を行っています。

漢方相談では、患者様一人ひとりのお悩みや症状、体質をヒアリングしたうえで最適な漢方薬をご提案いたします

遠方で来店が難しい場合でもオンラインによる漢方相談を利用でき、その場で漢方薬をオーダーすることも可能です。

市販の漢方薬を試してみたものの耳鳴りが治らない方や、種類が多すぎてどの漢方を選べば良いか分からないという方は、ぜひ一度運龍堂へご相談ください。

まとめ

耳鳴りはストレスや疲労、睡眠不足といった日頃の生活習慣に起因して起こることが多いほか、場合によっては何らかの疾患を発症していることもあります。

日常的に耳鳴りに悩まされている方は、まずは病院を受診し耳鳴りの原因を把握したうえで、生活習慣の見直しや必要な治療に取り組んでみましょう。

また、耳鳴りに効果を発揮するさまざまな漢方薬もあるため、これらを継続的に服用することで体質が改善され症状が緩和できる可能性もあります。

gd2md-html: xyzzy Tue Aug 06 2024

この記事の監修薬剤師

運龍堂 佐藤貴繁

略歴

1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
     北海道大学薬学部を卒業
2003年 薬剤師免許を取得
2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
     専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任

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