投稿日:2023.01.06/更新日:2023.02.15

漢方薬がストレスやイライラを軽減・解消する理由とは?効果的な種類を解説

アジアの国々で古来から活用されてきた漢方薬。

 

風邪の予防や消化器官のサポートなど、さまざまな症状に対応できますが、じつはストレスやイライラのような精神的な症状の改善効果もあることをご存知でしょうか。

 

なぜ漢方薬はストレスやイライラを軽減・解消できるのか、その理由を解説するとともに、どういった漢方薬が有効なのかも紹介します。

 

イライラしたりストレスを感じるメカニズム

些細なことでイライラやストレスを感じると、日常生活や人間関係にさまざまな悪影響を及ぼしてしまいます。

 

そもそもイライラしたりストレスを感じたりするのは、外部からさまざまな刺激が伝わるためです。

 

騒音や悪臭、人間関係、仕事の悩みなど、物理的な刺激もあれば心理的・精神的な刺激が原因となることもあります。

 

このような刺激が加わると、私たちは緊張状態に陥り自律神経が刺激され、イライラやストレスを感じやすくなるのです。

 

ちなみに、結婚や出産、就職、昇進など、本来であれば喜ばしい出来事であっても、これらのイベントが発生すると環境が大きく変わります。その結果、慣れない環境で緊張を感じストレスを感じる方も少なくありません。

 

イライラやストレスは身体と精神にどんな悪影響を及ぼすか

イライラやストレスは精神的な問題であると考えがちですが、実際には私たちの身体にもさまざまな悪影響が及ぶことがあります。

 

具体的にどういった影響が考えられるのか、身体的なものと精神的なものをいくつか紹介しましょう。

 

身体的な影響

身体的な影響として考えられる例としては、以下の9つが代表的です。

  • ①頭痛
  • ②肩こり
  • ③下痢
  • ④胃潰瘍
  • ⑤円形脱毛症
  • ⑥生活習慣病
  • ⑦動悸
  • ⑧喉や食道の異物感
  • ⑨吐き気・嘔吐

 

極度の緊張状態が続くと身体の血行が悪化し、頭痛や肩こりなどの症状となって現れることがあります。

 

また、もともと消化器官が弱い方は、わずかなイライラやストレスを感じただけで消化不良を起こし、下痢の症状が出てくることも。

 

さらに、イライラやストレスを解消しようとしてアルコールの摂取量や喫煙の本数が増えたり、食べ過ぎたりすることで生活習慣病に陥るリスクも増大します。

 

精神的な影響

精神的な影響として考えられる例としては、以下の4つが代表的です。

  • ①うつ病
  • ②パニック障害
  • ③不眠
  • ④不安障害

 

イライラやストレスが続くと精神的な不安を抱えるようになり、やがて気分が落ち込みやすくなります。

 

さらに重症化すると、うつ病などの精神疾患に陥るリスクも増大するでしょう。

 

うつ病の症状のひとつとして、なかなか寝付けない、または短時間で目が覚めてしまうといった不眠症もあります。

 

さらに病状が悪化していくと、パニック障害などの疾患を併発する可能性もあるのです。

 

漢方薬がイライラやストレスに効果がある理由

イライラやストレスは自分自身の気持ち次第であると考える方もいるかもしれません。

 

しかし、そのような認識は誤りであり、症状や状態に合わせて適切な治療を行うことが重要です。

 

精神疾患の治療法のひとつに投薬がありますが、なかでも効果があるとされているのが漢方薬です。

 

漢方薬とは、さまざまな生薬を組み合わせて処方される薬のことです。

 

生薬は植物や鉱物、動物といった天然の素材を原料とした薬を指します。

 

その人の体質や症状、状態に合わせて生薬をブレンドすることで、心身を健康な状態に保つことができるのです。

 

また、漢方では活力を意味する「気(き)」、栄養素を意味する「血(けつ)」、水分を意味する「水(すい)」の3要素によって身体が構成されているとしています。

 

イライラやストレスは「気」とも密接に関連していることから、漢方薬を取り入れることは有効な方法といえるでしょう。

 

ちなみに、イライラやストレスを改善するために漢方薬を処方する医師も少なくありません。

 

精神的な症状に効果的な漢方の6選

イライラやストレスを感じる精神的な症状が現れたときには、どういった漢方薬を選べば良いのでしょうか。

 

ドラッグストアなどでも市販されている代表的な漢方薬をいくつか紹介します。

 

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)は「抑肝散」という名称で販売されていることも多い漢方薬です。

 

特にイライラや不眠症などに効果があり、一時的なストレスによって精神が不安定なときはもちろん、更年期障害で怒りっぽくなったという方にもおすすめです。

 

また、ストレスによって気持ちが高ぶり、なかなか寝付けないときにも抑肝散加陳皮半夏を服用することで気持ちが落ち着き、安眠できる可能性もあります。

 

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)も抑肝散加陳皮半夏と同様、イライラや不眠症に効果がある漢方薬です。

 

抑肝散加陳皮半夏は更年期障害にも対応していますが、柴胡加竜骨牡蛎湯の場合は高血圧による不眠や動悸なども改善し眠りをサポートすることが特徴。

 

ストレスやイライラの原因が分からないものの、気持ちを穏やかにしたいと考える方におすすめです。

 

桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)は、ケイヒやシャクヤク、タイソウなどに加え、リュウコツと牡蠣がブレンドされた漢方薬です。

 

眠りが浅く安眠できない方、神経が高ぶり寝付けない方などに有効とされており、子どもの夜泣きや夜尿症の改善にも処方されることがあります。

 

また、特にPCやスマホを見る機会が多く眼精疲労に悩まされている方も、桂枝加竜骨牡蠣湯を服用することで改善され、イライラやストレスの緩和にもつながる可能性があるでしょう。

 

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、イライラやストレスを日常的に感じやすく、喉の異物感や咳などがよく出る方におすすめの漢方薬です。

 

また、ストレスが原因で動悸やめまいを感じる、胃腸の調子が悪いときなども半夏厚朴湯を服用することで改善される可能性があります。

 

加味逍遙散(かみしょうようさん)

加味逍遙散(かみしょうようさん)は、抑肝散加陳皮半夏と同様に更年期障害で怒りっぽくなったり、イライラを感じやすくなったりした方におすすめの漢方薬です。

 

特にホルモンバランスの乱れを改善する効果が高いため、肩こりや疲労の蓄積、精神不安などのほか、冷え性にも有効です。

 

さらに、月経不順など女性特有の症状にも対応できる漢方薬です。

 

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は、イライラやストレスを感じたときに顔や身体の火照りも一緒に現れる方におすすめの漢方薬です。

 

解熱作用があり、火照りや”のぼせ”、顔の赤みなどを改善し、熱が体内にこもるのを防いでくれるため動悸やめまいなどにも有効です。

 

また、加味逍遙散と同様にホルモンバランスの乱れからくる精神不安や神経症状も改善してくれる働きがあります。

 

運龍堂は症状に合わせたオーダーメイドの漢方薬を提供

上記で紹介した漢方薬は、イライラやストレスといった精神不安に有効な代表的なものであり、手軽に購入できます。

 

しかし、冒頭でも解説したように、そもそも漢方薬はその人の症状や体質に合わせて生薬をブレンドしたものであり、きめ細かくオーダーメイドをするのが理想的といえます。

 

オーダーメイドを実現するためには、さまざまな生薬・漢方に関する膨大な専門知識とスキルが必要です。

 

運龍堂では、「本当に使ってほしい人に、適正な量で、希望の金額の漢方薬を提供したい」という理念のもとで、一切の妥協を許さず、その人にマッチした漢方薬を処方しています。

 

漢方薬を処方する薬局のなかには、植物性の生薬しか扱っていないところも少なくありません。

 

しかし、運龍堂では動物性の生薬も活用しており、即効性のある漢方薬も提供可能です。

 

まとめ

ストレスやイライラを抑えるために、生活習慣の改善や考え方のトレーニングなどに取り組む方も少なくありません。

 

しかし、それだけで改善できるとも限らず、ときには薬を処方してもらい服用することで早期回復につながるケースもあります。

 

自然の生薬が配合された漢方薬のなかには、ストレスやイライラの改善に効果を発揮するものも存在します。

 

自分自身にとってどういった漢方薬が適しているのかを知るためにも、漢方薬を専門に扱っている薬局に相談してみましょう。

 

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この記事の監修薬剤師

運龍堂 佐藤貴繁

略歴

1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
     北海道大学薬学部を卒業
2003年 薬剤師免許を取得
2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
     専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任

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2023/01/06

漢方薬がストレスやイライラを軽減・解消する理由とは?効果的な種類を解説

アジアの国々で古来から活用されてきた漢方薬。

 

風邪の予防や消化器官のサポートなど、さまざまな症状に対応できますが、じつはストレスやイライラのような精神的な症状の改善効果もあることをご存知でしょうか。

 

なぜ漢方薬はストレスやイライラを軽減・解消できるのか、その理由を解説するとともに、どういった漢方薬が有効なのかも紹介します。

 

イライラしたりストレスを感じるメカニズム

些細なことでイライラやストレスを感じると、日常生活や人間関係にさまざまな悪影響を及ぼしてしまいます。

 

そもそもイライラしたりストレスを感じたりするのは、外部からさまざまな刺激が伝わるためです。

 

騒音や悪臭、人間関係、仕事の悩みなど、物理的な刺激もあれば心理的・精神的な刺激が原因となることもあります。

 

このような刺激が加わると、私たちは緊張状態に陥り自律神経が刺激され、イライラやストレスを感じやすくなるのです。

 

ちなみに、結婚や出産、就職、昇進など、本来であれば喜ばしい出来事であっても、これらのイベントが発生すると環境が大きく変わります。その結果、慣れない環境で緊張を感じストレスを感じる方も少なくありません。

 

イライラやストレスは身体と精神にどんな悪影響を及ぼすか

イライラやストレスは精神的な問題であると考えがちですが、実際には私たちの身体にもさまざまな悪影響が及ぶことがあります。

 

具体的にどういった影響が考えられるのか、身体的なものと精神的なものをいくつか紹介しましょう。

 

身体的な影響

身体的な影響として考えられる例としては、以下の9つが代表的です。

  • ①頭痛
  • ②肩こり
  • ③下痢
  • ④胃潰瘍
  • ⑤円形脱毛症
  • ⑥生活習慣病
  • ⑦動悸
  • ⑧喉や食道の異物感
  • ⑨吐き気・嘔吐

 

極度の緊張状態が続くと身体の血行が悪化し、頭痛や肩こりなどの症状となって現れることがあります。

 

また、もともと消化器官が弱い方は、わずかなイライラやストレスを感じただけで消化不良を起こし、下痢の症状が出てくることも。

 

さらに、イライラやストレスを解消しようとしてアルコールの摂取量や喫煙の本数が増えたり、食べ過ぎたりすることで生活習慣病に陥るリスクも増大します。

 

精神的な影響

精神的な影響として考えられる例としては、以下の4つが代表的です。

  • ①うつ病
  • ②パニック障害
  • ③不眠
  • ④不安障害

 

イライラやストレスが続くと精神的な不安を抱えるようになり、やがて気分が落ち込みやすくなります。

 

さらに重症化すると、うつ病などの精神疾患に陥るリスクも増大するでしょう。

 

うつ病の症状のひとつとして、なかなか寝付けない、または短時間で目が覚めてしまうといった不眠症もあります。

 

さらに病状が悪化していくと、パニック障害などの疾患を併発する可能性もあるのです。

 

漢方薬がイライラやストレスに効果がある理由

イライラやストレスは自分自身の気持ち次第であると考える方もいるかもしれません。

 

しかし、そのような認識は誤りであり、症状や状態に合わせて適切な治療を行うことが重要です。

 

精神疾患の治療法のひとつに投薬がありますが、なかでも効果があるとされているのが漢方薬です。

 

漢方薬とは、さまざまな生薬を組み合わせて処方される薬のことです。

 

生薬は植物や鉱物、動物といった天然の素材を原料とした薬を指します。

 

その人の体質や症状、状態に合わせて生薬をブレンドすることで、心身を健康な状態に保つことができるのです。

 

また、漢方では活力を意味する「気(き)」、栄養素を意味する「血(けつ)」、水分を意味する「水(すい)」の3要素によって身体が構成されているとしています。

 

イライラやストレスは「気」とも密接に関連していることから、漢方薬を取り入れることは有効な方法といえるでしょう。

 

ちなみに、イライラやストレスを改善するために漢方薬を処方する医師も少なくありません。

 

精神的な症状に効果的な漢方の6選

イライラやストレスを感じる精神的な症状が現れたときには、どういった漢方薬を選べば良いのでしょうか。

 

ドラッグストアなどでも市販されている代表的な漢方薬をいくつか紹介します。

 

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)は「抑肝散」という名称で販売されていることも多い漢方薬です。

 

特にイライラや不眠症などに効果があり、一時的なストレスによって精神が不安定なときはもちろん、更年期障害で怒りっぽくなったという方にもおすすめです。

 

また、ストレスによって気持ちが高ぶり、なかなか寝付けないときにも抑肝散加陳皮半夏を服用することで気持ちが落ち着き、安眠できる可能性もあります。

 

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)も抑肝散加陳皮半夏と同様、イライラや不眠症に効果がある漢方薬です。

 

抑肝散加陳皮半夏は更年期障害にも対応していますが、柴胡加竜骨牡蛎湯の場合は高血圧による不眠や動悸なども改善し眠りをサポートすることが特徴。

 

ストレスやイライラの原因が分からないものの、気持ちを穏やかにしたいと考える方におすすめです。

 

桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)は、ケイヒやシャクヤク、タイソウなどに加え、リュウコツと牡蠣がブレンドされた漢方薬です。

 

眠りが浅く安眠できない方、神経が高ぶり寝付けない方などに有効とされており、子どもの夜泣きや夜尿症の改善にも処方されることがあります。

 

また、特にPCやスマホを見る機会が多く眼精疲労に悩まされている方も、桂枝加竜骨牡蠣湯を服用することで改善され、イライラやストレスの緩和にもつながる可能性があるでしょう。

 

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、イライラやストレスを日常的に感じやすく、喉の異物感や咳などがよく出る方におすすめの漢方薬です。

 

また、ストレスが原因で動悸やめまいを感じる、胃腸の調子が悪いときなども半夏厚朴湯を服用することで改善される可能性があります。

 

加味逍遙散(かみしょうようさん)

加味逍遙散(かみしょうようさん)は、抑肝散加陳皮半夏と同様に更年期障害で怒りっぽくなったり、イライラを感じやすくなったりした方におすすめの漢方薬です。

 

特にホルモンバランスの乱れを改善する効果が高いため、肩こりや疲労の蓄積、精神不安などのほか、冷え性にも有効です。

 

さらに、月経不順など女性特有の症状にも対応できる漢方薬です。

 

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は、イライラやストレスを感じたときに顔や身体の火照りも一緒に現れる方におすすめの漢方薬です。

 

解熱作用があり、火照りや”のぼせ”、顔の赤みなどを改善し、熱が体内にこもるのを防いでくれるため動悸やめまいなどにも有効です。

 

また、加味逍遙散と同様にホルモンバランスの乱れからくる精神不安や神経症状も改善してくれる働きがあります。

 

運龍堂は症状に合わせたオーダーメイドの漢方薬を提供

上記で紹介した漢方薬は、イライラやストレスといった精神不安に有効な代表的なものであり、手軽に購入できます。

 

しかし、冒頭でも解説したように、そもそも漢方薬はその人の症状や体質に合わせて生薬をブレンドしたものであり、きめ細かくオーダーメイドをするのが理想的といえます。

 

オーダーメイドを実現するためには、さまざまな生薬・漢方に関する膨大な専門知識とスキルが必要です。

 

運龍堂では、「本当に使ってほしい人に、適正な量で、希望の金額の漢方薬を提供したい」という理念のもとで、一切の妥協を許さず、その人にマッチした漢方薬を処方しています。

 

漢方薬を処方する薬局のなかには、植物性の生薬しか扱っていないところも少なくありません。

 

しかし、運龍堂では動物性の生薬も活用しており、即効性のある漢方薬も提供可能です。

 

まとめ

ストレスやイライラを抑えるために、生活習慣の改善や考え方のトレーニングなどに取り組む方も少なくありません。

 

しかし、それだけで改善できるとも限らず、ときには薬を処方してもらい服用することで早期回復につながるケースもあります。

 

自然の生薬が配合された漢方薬のなかには、ストレスやイライラの改善に効果を発揮するものも存在します。

 

自分自身にとってどういった漢方薬が適しているのかを知るためにも、漢方薬を専門に扱っている薬局に相談してみましょう。

 

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この記事の監修薬剤師

運龍堂 佐藤貴繁

略歴

1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
     北海道大学薬学部を卒業
2003年 薬剤師免許を取得
2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
     専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任

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