新型コロナウイルス対策におすすめの漢方処方(北方産地の板藍根(ばんらんこん))
2020年2月25日現在、新型コロナウイルスの流行が騒がれています。
現在流行中の新型コロナウイルスに対しては確立された治療法はありません。新型コロナの症状として、発熱、乾いた咳、呼吸困難などが報告されており、2020年2月現在、症状の緩和や心肺機能の温存に焦点が当てられて治療されています。
漢方でできることの一つが板藍根(ばんらんこん)の服用です。板藍根は過去にSARSコロナウイルスによって流行したウイルス性呼吸器疾患でも活躍した健康素材です。SARS騒動の時にわかった事は、南方の地域で取れる板藍根はSARSには効かず、北方の地域で取れる板藍根のみがSARSに効果を発揮したということです。
そこで、運龍堂がお勧めするのは、「ウチダの板藍根エキス 」です。ウチダ和漢薬が製造しているこの板藍根エキスでは、北方の高品質の板藍根が使用されています。
抗ウイルス作用が報告されており、かつSARSの時にも使用実績のある北方の板藍根は目に見えないウイルスから自分を守る方法の一つと言えます。マスクなどが不足している現在、少しでも対策をしていきたい方にお勧めです。
板藍根の注文が非常に多いため、すぐに発送できない場合があります。下記の問合せフォームよりご予約も承っております。
また、エキス製品よりも効き目の出る「煮だすタイプの板藍根」もおすすめです。こちらも「北方」のものを取り扱っております。いずれも品薄になります。
以下、運龍堂で扱う板藍根についての一般的な説明です。コロナウイルスだけにとどまらず、毎日の健康のサポートに役立つ素材ですのでぜひ興味のある方はお試しください。
<インフルエンザなどのウイルスが関与する疾患に使用される板藍根>
中国では、昔から寒い時期の健康維持のため、服用されてきた板藍根。
板藍根はアブラナ科のタイセイやホソバタイセイという植物の根を乾燥させた生薬です。藍染の材料としても使用されてきたため、この名がついたと言われています。
抗ウイルス作用があることが知られているため、インフルエンザ、帯状疱疹、肝炎などのウイルスが関与する疾患に幅広く使用されています。
毎日の健康維持に、冬の季節に特におすすめ!
ウチダ和漢薬の板藍根エキスの上手な使い方
板藍根は、風邪やインフルエンザの予防によいです。
また、風邪やインフルエンザにかかった時の熱症状や、のどの痛みなどにお茶代わりに飲むとよいです。
◎どんな時に飲むの?
のどに違和感があったり、熱があるかな?と感じた時、寒気が気になったりした時に、お飲みください。
◎お湯に溶かさないと駄目?
そのままでもお飲み頂く事も出来ますが、寒い時などはお湯に溶かすと、お茶として楽しめ、身体が温まります。
◎1日どれくらい飲めばいいの?
体調がすぐれない時には、2~3包を目安にして下さい。健康維持には1~2包をお飲み下さい。
◎他にどんな使い方があるの?
飲む以外にも、うがいに使えます。外出後やのどが気になる時に、1包を適量のぬるま湯で溶かして、うがい液としてご利用ください。
◎子供や妊娠している人は大丈夫?
熱を冷やす性質がありますので、身体の冷えやすい人は少量からお試しください。身体に合わないと感じたら、飲むのを、やめて下さい。
こんな時には板藍根!
「よく扁桃腺が腫れて高熱を出すお子様」
急性の場合はもちろん、何度も繰り返す扁桃腺炎でお困りのときに!
「風邪をひきやすい、インフルエンザの流行時の予防に!」
風邪かなと思ったときや、受験シーズンなどで風邪をひいてはいられないときに!
「のどに違和感がある」
のどからくる風邪や、急性咽頭炎などでのどの痛みや腫れがひどいときに!
「口内炎ができやすい」
口内炎や口のまわりの水疱(ヘルペス)ができやすい方や、なかなか治らないときに!
「にきびが化膿しそうなとき」
ニキビや吹き出物が大きく膨れたり、化膿して痛くなりがちな方に!
「お腹を壊しやすい」
細菌性の急な下痢のときやお腹を壊しやすい方に!
板藍根の注文が非常に多いため、すぐに発送できない場合があります。下記の問合せフォームよりご予約も承っております。
この記事の監修薬剤師
運龍堂 佐藤貴繁
略歴
1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
北海道大学薬学部を卒業
2003年 薬剤師免許を取得
2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任