身体の「詰まり」が気になる方に裏白樫茶!
身体の「詰まり」が気になる方に裏白樫茶!
<裏白樫茶の飲み方>
5gを500mLのお水で煎じます。沸騰から弱火で5分ほど煎じたらカスを除き、その日のうちに飲み切ります。冷やしてもお飲みいただけます。煎じたあとは成分が葉っぱに戻らないようにきちんととり除くことが大切です。味も飲みやすいため日頃の健康茶におすすめです。
<裏白樫の別名>
裏白樫は新潟県と宮城県を結ぶ線より南の地域、四国、九州の山中に自生しています。葉っぱの裏が白いため裏白樫と言います。別名で「排石茶」、「流石茶」、「抑石茶」など結石の治療に良いイメージの呼ばれ方をすることもあります。実際に科学的な排石に関する報告はされていますが、排石の効果としては結石が小さいものほど排石率が良くなるとのことから、気になる場合は早めにお使いになるのが良いと思います。
<排石に関わる成分>
裏白樫に含まれるカテコナール・タンニンというものが体内の余計にあるカルシウムやリンの排泄を促し、結石が生成されにくくなるのと同時に、今ある結石を溶かして排出するためにも役立ちます。
<医薬品としてのウラジロガシ>
ウラジロガシエキスはウロカルンという医薬品にもなっています。適応は腎・尿管結石の排出促進です。薬理作用としても結石の形成予防や溶解、抗炎症、利尿作用などが考えられています。
<排石以外の特徴>
血中のコレステロールを分解するフラボン類や、トリテルペンの抗酸化作用によって余剰コレステロールの酸化を防ぐなど、動脈硬化を予防します。リグニンという成分は抗ウイルス作用などにより病気を予防する働きもあります。お茶として使うだけにとどまらず、茶葉を入浴剤にすると、じんましん、切り傷・やけど・にきび等の肌荒れ・痔等に効果があるとされています。たくさんお持ちの方は飲むことに加えて、入浴剤としてもお楽しみいただけます。
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この記事の監修薬剤師
運龍堂 佐藤貴繁
略歴
1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
北海道大学薬学部を卒業
2003年 薬剤師免許を取得
2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任