現代人に多い「胃炎」と「栄養素」、「スピルリナ」のお話。
「胃炎」にも急性と慢性があります。それぞれの特徴を簡単に説明します。
また、胃炎によい食べ物でスピルリナがあります。胃炎の解説のあとになぜスピルリナがおすすめの食べ物であるか「栄養素」の面から解説していきます。
・急性胃炎
お酒の飲みすぎ、刺激物の食べ過ぎ、急激なストレスで胃が痛くなる経験もあるかと思います。これは急性胃炎に分類され、明らかな原因を取り除き数日胃腸を休ませることで回復します。
・慢性胃炎
慢性というだけあって長年にわたり持病のように胃炎が続いたり繰り返すこと。これはピロリ菌が原因になっている場合もあり、ピロリ菌によって胃の粘膜が弱くなり胃潰瘍や十二指腸潰瘍を起こしやすくなります。ひどい場合、胃がんへと進行する場合もあります。
<胃に良い栄養素>
胃炎を起こさないように必要なこととしては「胃酸」を出し過ぎないようにすること、胃粘膜の「保護」、胃粘膜の「修復」を促してあげることが大切です。
・胃酸を出し過ぎないようにする栄養素
カルシウム、マグネシウム、亜鉛など
・胃粘膜を保護する栄養素
ビタミンA、ビタミンE、ビタミンUなど
・胃粘膜の修復を促す栄養素
アミノ酸のほかクロロフィル(葉緑素)、βカロテンなど
これらの栄養素は単体で摂るのではなく、食べ物から複合的に摂取することが大切です。
これらの栄養素をバランスよく含んでいるのがスピルリナになります。
<スピルリナについて>
スピルリナは5大栄養素がすべて取れる食品です。約30億年前から地球に誕生した最古の植物ともいわれています。アミノ酸やビタミン、ミネラル、不飽和脂肪酸など栄養価の高さから「スーパーフードの王様」と言われています。
しかし、スピルリナにも品質の差があり、高品質なスピルリナを摂取することが健康上非常に大切です。
運龍堂で扱っているスピルリナは世界中から良質な藻株を選定し、農薬を一切使わないで培養されたものを扱っています。また、複数の国際規格を満たした品質管理のもとで製造された安心のスピルリナです。
栄養が豊富なだけでなく、吸収率が95%というまさに栄養吸収の効率から見ても最高品質になります。
胃炎で困っている、普段から食生活が乱れて栄養バランスが悪いと感じている方はぜひ試してほしいスピルリナです。
この記事の監修薬剤師
運龍堂 佐藤貴繁
略歴
1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
北海道大学薬学部を卒業
2003年 薬剤師免許を取得
2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任