2021/05/12

枸杞の実(クコノミ)

ナス科クコの成熟果実を乾燥したものを用います。

運龍堂では無添加で最高品質のクコの実を扱っております。
着色もしていないので、少し暗く見えるという声もありますが、
これが本来の色になります。

販売ページはこちらです。

薬膳素材の代表選手で、テレビで特集されることも多々あります。
女性の間では美容目的で好んで使われることもあるほどに
美容健康に良いと評判です。

ビタミン類・ミネラル類ともに豊富でアンチエイジング食材で有名です。
そのほかの成分としてフラボノイド類(アピゲニン、ケルセチン、
アカセチン、ルテオリン、ルチン(血管強化作用)、ケンフェロール)、クマル酸、
フェルラ酸(植物ポリフェノールの1種)、バニリン酸(バニラ香料成分)が知られています。

漢方の世界では枸杞子(くこし)という生薬名で使われてきました。

神農本草経にも上品(不老長寿薬)として収載されています。
漢方としての性質は性味が「平・甘」であるため、ほんのりとした甘みがあり、
体を温めも冷やしもしない特徴を持っていますので
体質に関わらず使うことができて大変便利です。

食材や生薬が選択的に作用を発揮する臓腑・経絡を帰経と呼びます。
クコの実の帰経は「肝」と「腎」ですので五臓のそれぞれの働きを助けます。
まさに、肝腎要に効く素材です。

漢方では生命力の源である精が「腎」に蓄えられていると考えられており、
この「腎」を助けるクコの実は漢方の考えからもアンチエイジング素材と言えます。

「肝」は目に通じると考えられており、「肝」の状態は目に大きく影響するため、
疲れ目の方にも「肝」を養うクコの実はおすすめです。「肝」は血液を浄化する働きに加え、
必要な血液をため込み、必要な所へ分配する働き(肝の疏泄作用)があります。

目は大量の血液を必要とする上に、その栄養状態の影響も受けやすいため、
「肝」の働きを良くするクコの実は目の働きを助けるのに必要な栄養を豊富に含んだ素材です。

さらに、五臓(肝・心・脾・肺・腎)の関係において「腎」は「肝」の働きを助ける
母子関係にありますので、「腎」の働きを補うことで「肝」の働きも良くしています。

古い書物に記載されているクコの実の効能もさることながら、
現代科学においてもその効能の高さが研究で明らかになってきています。

下記はその一つの報告であり、今後も天然素材においては
様々な研究成果が発表されてくると思います。

クコの果実と葉にはベタインを含むことも報告されており、
ベタインは肝機能改善や生活習慣病の予防などで注目されています。

マウスを用いた最新の科学論文ではアルコール摂取前におけるクコの実の摂取により、
アルコール誘発性胃潰瘍が有意に抑制されるデータが報告されています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Anti-Ulcerogenic Properties of Lycium chinense Mill Extracts against Ethanol-Induced Acute Gastric Lesion in Animal Models and Its Active Constituents.
Molecules 2015, 20(12), 22553-22564

エタノール0.2ml摂取(実験マウスは25~30g、60kgの人で400mlの
アルコール量となる計算)で行われ、クコの実の摂取量は50mg/kg
(60kgの人で3gのクコの実摂取の計算)から摂取量依存的に
アルコール誘発性胃潰瘍が抑制される効果が認められました。

400mg/kg( 60kgの人で24gのクコの実摂取の計算 )では
抗潰瘍薬のオメプラゾールに匹敵するほどの効果が得られています。

これらの効果には酸化的フリーラジカルの除去と抗酸化・
抗炎症状態の増加が関与していると考えられています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2021/05/12

枸杞の実(クコノミ)

ナス科クコの成熟果実を乾燥したものを用います。

運龍堂では無添加で最高品質のクコの実を扱っております。
着色もしていないので、少し暗く見えるという声もありますが、
これが本来の色になります。

販売ページはこちらです。

薬膳素材の代表選手で、テレビで特集されることも多々あります。
女性の間では美容目的で好んで使われることもあるほどに
美容健康に良いと評判です。

ビタミン類・ミネラル類ともに豊富でアンチエイジング食材で有名です。
そのほかの成分としてフラボノイド類(アピゲニン、ケルセチン、
アカセチン、ルテオリン、ルチン(血管強化作用)、ケンフェロール)、クマル酸、
フェルラ酸(植物ポリフェノールの1種)、バニリン酸(バニラ香料成分)が知られています。

漢方の世界では枸杞子(くこし)という生薬名で使われてきました。

神農本草経にも上品(不老長寿薬)として収載されています。
漢方としての性質は性味が「平・甘」であるため、ほんのりとした甘みがあり、
体を温めも冷やしもしない特徴を持っていますので
体質に関わらず使うことができて大変便利です。

食材や生薬が選択的に作用を発揮する臓腑・経絡を帰経と呼びます。
クコの実の帰経は「肝」と「腎」ですので五臓のそれぞれの働きを助けます。
まさに、肝腎要に効く素材です。

漢方では生命力の源である精が「腎」に蓄えられていると考えられており、
この「腎」を助けるクコの実は漢方の考えからもアンチエイジング素材と言えます。

「肝」は目に通じると考えられており、「肝」の状態は目に大きく影響するため、
疲れ目の方にも「肝」を養うクコの実はおすすめです。「肝」は血液を浄化する働きに加え、
必要な血液をため込み、必要な所へ分配する働き(肝の疏泄作用)があります。

目は大量の血液を必要とする上に、その栄養状態の影響も受けやすいため、
「肝」の働きを良くするクコの実は目の働きを助けるのに必要な栄養を豊富に含んだ素材です。

さらに、五臓(肝・心・脾・肺・腎)の関係において「腎」は「肝」の働きを助ける
母子関係にありますので、「腎」の働きを補うことで「肝」の働きも良くしています。

古い書物に記載されているクコの実の効能もさることながら、
現代科学においてもその効能の高さが研究で明らかになってきています。

下記はその一つの報告であり、今後も天然素材においては
様々な研究成果が発表されてくると思います。

クコの果実と葉にはベタインを含むことも報告されており、
ベタインは肝機能改善や生活習慣病の予防などで注目されています。

マウスを用いた最新の科学論文ではアルコール摂取前におけるクコの実の摂取により、
アルコール誘発性胃潰瘍が有意に抑制されるデータが報告されています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Anti-Ulcerogenic Properties of Lycium chinense Mill Extracts against Ethanol-Induced Acute Gastric Lesion in Animal Models and Its Active Constituents.
Molecules 2015, 20(12), 22553-22564

エタノール0.2ml摂取(実験マウスは25~30g、60kgの人で400mlの
アルコール量となる計算)で行われ、クコの実の摂取量は50mg/kg
(60kgの人で3gのクコの実摂取の計算)から摂取量依存的に
アルコール誘発性胃潰瘍が抑制される効果が認められました。

400mg/kg( 60kgの人で24gのクコの実摂取の計算 )では
抗潰瘍薬のオメプラゾールに匹敵するほどの効果が得られています。

これらの効果には酸化的フリーラジカルの除去と抗酸化・
抗炎症状態の増加が関与していると考えられています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~