2020/06/03

糖尿病の一般的な治療と漢方治療


【糖尿病の一般的な治療】
食事療法と運動療法(インスリン非依存状態)


<エネルギー摂取量の決定>
性、年齢、肥満度、身体活動量、血糖値、合併症の有無などを考慮して決めていきます。


<運動>
できれば毎日、少なくとも週に3~5回中等度の有酸素運動20~60分行い、計150分/週以上にします。食事療法と運動療法を2~3か月続けても目標の血糖コントロールができない場合は薬物療法による血糖のコントロールを行っていきます。



<一般的な薬物療法>
膵臓に働くもの・・・
スルホニル尿素薬、即効型インスリン分泌促進薬:膵臓からのインスリン分泌を増やします。
DPP-阻害薬:インクレチンの作用を助けることでインスリン分泌が増えてグルカゴン分泌は抑えられます。


肝臓に働くもの・・・
ビグアナイド薬、チアゾリジン薬:インスリン抵抗性を改善し、ブドウ糖の取り込みを増やしてブドウ糖新生は減らします。


筋肉に働くもの・・・
ビグアナイド薬、チアゾリジン薬:インスリン抵抗性を改善してブドウ糖の取り込みを増やします。


十二指腸と小腸に働くもの・・・
DPP-4阻害薬:インクレチンの分解を抑えて作用を助けます。


小腸に働くもの・・・
α-グルコシダーゼ阻害薬:炭水化物の消化吸収を遅らせます。


内臓脂肪に働くもの・・・
チアゾリジン薬:インスリン抵抗性を改善します。


【漢方による糖尿病対策】
糖尿病に使われる漢方素材はたくさんあります。

個々人の体調や体質に合わせて使うものを選んでいきます。


有名な素材は下記のものがあげれらます。


朝鮮人参(ちょうせんにんじん)
:高麗人参や御種人参とも呼ばれます。インスリンの生成を促す効果と神経障害を改善します。


地黄(じおう):血糖値低下作用と津液を補います。


田七人参(でんしちにんじん):三七人参とも呼ばれます。筋肉への糖の取り込み量を増加させて高血糖を抑制します。


北虫草(ほくちゅうそう):血糖値を正常化します。


黒トゲアリ:血糖コントロールに重要な亜鉛が豊富で筋骨の強化を行います。


<朝鮮人参>
・腸管細胞に存在しているインクレチンを刺激して、インスリンの分泌を促進

・糖尿病患者の手足のしびれ感などの神経障害改善に有効

・グルコースとヘモグロビンの結合を阻害して、HbA1cの値を低下させる


<処方①:白虎加人参湯(白虎加人参湯)>

朝鮮人参を含んだ処方です。

効能効果:
体液が欠乏し、口渇を訴える者に用いる。日射病、熱射病、糖尿病、かゆみが
強い皮膚疾患、熱性疾患時、流感、腸チフス、肺炎、腎炎、尿毒症、蕁麻疹、
湿疹、パセドー病、夜尿症など


<処方②:鹿茸含有製剤>
鹿茸(ろくじょう)、朝鮮人参、枸杞子(くこし)、菟糸子(としし)を含んでいます。

これら4つの組み合わせで下記のような効果が期待できます。

・枸杞子(くこし)と菟糸子(としし)には、現代における糖尿病状態に
近い「消渇(脱水状態)」の古典記載がある。

・1型糖尿病モデル動物、2型糖尿病モデル動物の両方に対して
効果(血糖上昇の抑制)が認められている。

・口渇、多飲、イライラ感、ほてりなどの症状にも対応する。


<地黄>
地黄の水溶性成分および油性成分の両方で糖尿病モデル動物に対して効果(血糖上昇の抑制)が認められています。


<処方③:八味地黄丸(はちみじおうがん)>
地黄を含んでいます。

効能効果:
地黄の水溶性成分および油性成分の両方で糖尿病モデル動物
に対して効果(血糖上昇の抑制)が認められている。


<田七人参>
・田七人参の微量含有成分「パナキサトリオール」に血液から筋肉への
糖の取り込み量を増加させ、高血糖を抑制する作用がある。

・ヒト試験により「パナキサトリオール」は、食後血糖値だけでなく
空腹時血糖値にも効果がある。


<処方④:ヒル含有製品、ミミズ含有製品>
これらは田七人参も含み、血管や血液状態を良くすることで血流を改善します。
血流を改善することで代謝の底上げが期待できます。

また、糖尿病は血管が障害されて血流が悪くなるため、合併症からもわかる通り血流量が多い臓器や器官が障害を受けやすいのが特徴です。血流を良くすることは糖尿病の方にはとても大切です。


<処方⑤:血糖値、HbA1c改善に特化した北虫草と黒トゲアリ含有製品>
処方⑤には下記の素材が含まれています。

・キクイモ:天然のインスリンと呼ばれる「イヌリン」が主成分。

・北虫草:正常血糖の維持効果。

・コタラヒムブツ:血糖値効果作用。

・桑の葉:血糖値、中性脂肪の上昇抑制。

・ニガウリ:「植物インスリン」と言われ、口渇を改善。

・イナゴマメ:インスリンの効果を高め、糖の代謝をアップ。

・クロム酵母:正常な糖・脂質代謝を維持。

・亜鉛酵母:膵臓でのインスリン産生に関与。

・黒蟻エキス:アミノ酸、亜鉛リッチ。


健康・漢方相談は、下記よりお問い合わせください。
https://unryudo.com/contact/

糖尿病の一般的な治療と漢方治療

糖尿病の一般的な治療と漢方治療

糖尿病に使われる漢方素材はたくさんあります。

個々人の体調や体質に合わせて使うものを選んでいきます。

2020/06/03

糖尿病の一般的な治療と漢方治療


【糖尿病の一般的な治療】
食事療法と運動療法(インスリン非依存状態)


<エネルギー摂取量の決定>
性、年齢、肥満度、身体活動量、血糖値、合併症の有無などを考慮して決めていきます。


<運動>
できれば毎日、少なくとも週に3~5回中等度の有酸素運動20~60分行い、計150分/週以上にします。食事療法と運動療法を2~3か月続けても目標の血糖コントロールができない場合は薬物療法による血糖のコントロールを行っていきます。



<一般的な薬物療法>
膵臓に働くもの・・・
スルホニル尿素薬、即効型インスリン分泌促進薬:膵臓からのインスリン分泌を増やします。
DPP-阻害薬:インクレチンの作用を助けることでインスリン分泌が増えてグルカゴン分泌は抑えられます。


肝臓に働くもの・・・
ビグアナイド薬、チアゾリジン薬:インスリン抵抗性を改善し、ブドウ糖の取り込みを増やしてブドウ糖新生は減らします。


筋肉に働くもの・・・
ビグアナイド薬、チアゾリジン薬:インスリン抵抗性を改善してブドウ糖の取り込みを増やします。


十二指腸と小腸に働くもの・・・
DPP-4阻害薬:インクレチンの分解を抑えて作用を助けます。


小腸に働くもの・・・
α-グルコシダーゼ阻害薬:炭水化物の消化吸収を遅らせます。


内臓脂肪に働くもの・・・
チアゾリジン薬:インスリン抵抗性を改善します。


【漢方による糖尿病対策】
糖尿病に使われる漢方素材はたくさんあります。

個々人の体調や体質に合わせて使うものを選んでいきます。


有名な素材は下記のものがあげれらます。


朝鮮人参(ちょうせんにんじん)
:高麗人参や御種人参とも呼ばれます。インスリンの生成を促す効果と神経障害を改善します。


地黄(じおう):血糖値低下作用と津液を補います。


田七人参(でんしちにんじん):三七人参とも呼ばれます。筋肉への糖の取り込み量を増加させて高血糖を抑制します。


北虫草(ほくちゅうそう):血糖値を正常化します。


黒トゲアリ:血糖コントロールに重要な亜鉛が豊富で筋骨の強化を行います。


<朝鮮人参>
・腸管細胞に存在しているインクレチンを刺激して、インスリンの分泌を促進

・糖尿病患者の手足のしびれ感などの神経障害改善に有効

・グルコースとヘモグロビンの結合を阻害して、HbA1cの値を低下させる


<処方①:白虎加人参湯(白虎加人参湯)>

朝鮮人参を含んだ処方です。

効能効果:
体液が欠乏し、口渇を訴える者に用いる。日射病、熱射病、糖尿病、かゆみが
強い皮膚疾患、熱性疾患時、流感、腸チフス、肺炎、腎炎、尿毒症、蕁麻疹、
湿疹、パセドー病、夜尿症など


<処方②:鹿茸含有製剤>
鹿茸(ろくじょう)、朝鮮人参、枸杞子(くこし)、菟糸子(としし)を含んでいます。

これら4つの組み合わせで下記のような効果が期待できます。

・枸杞子(くこし)と菟糸子(としし)には、現代における糖尿病状態に
近い「消渇(脱水状態)」の古典記載がある。

・1型糖尿病モデル動物、2型糖尿病モデル動物の両方に対して
効果(血糖上昇の抑制)が認められている。

・口渇、多飲、イライラ感、ほてりなどの症状にも対応する。


<地黄>
地黄の水溶性成分および油性成分の両方で糖尿病モデル動物に対して効果(血糖上昇の抑制)が認められています。


<処方③:八味地黄丸(はちみじおうがん)>
地黄を含んでいます。

効能効果:
地黄の水溶性成分および油性成分の両方で糖尿病モデル動物
に対して効果(血糖上昇の抑制)が認められている。


<田七人参>
・田七人参の微量含有成分「パナキサトリオール」に血液から筋肉への
糖の取り込み量を増加させ、高血糖を抑制する作用がある。

・ヒト試験により「パナキサトリオール」は、食後血糖値だけでなく
空腹時血糖値にも効果がある。


<処方④:ヒル含有製品、ミミズ含有製品>
これらは田七人参も含み、血管や血液状態を良くすることで血流を改善します。
血流を改善することで代謝の底上げが期待できます。

また、糖尿病は血管が障害されて血流が悪くなるため、合併症からもわかる通り血流量が多い臓器や器官が障害を受けやすいのが特徴です。血流を良くすることは糖尿病の方にはとても大切です。


<処方⑤:血糖値、HbA1c改善に特化した北虫草と黒トゲアリ含有製品>
処方⑤には下記の素材が含まれています。

・キクイモ:天然のインスリンと呼ばれる「イヌリン」が主成分。

・北虫草:正常血糖の維持効果。

・コタラヒムブツ:血糖値効果作用。

・桑の葉:血糖値、中性脂肪の上昇抑制。

・ニガウリ:「植物インスリン」と言われ、口渇を改善。

・イナゴマメ:インスリンの効果を高め、糖の代謝をアップ。

・クロム酵母:正常な糖・脂質代謝を維持。

・亜鉛酵母:膵臓でのインスリン産生に関与。

・黒蟻エキス:アミノ酸、亜鉛リッチ。


健康・漢方相談は、下記よりお問い合わせください。
https://unryudo.com/contact/

糖尿病の一般的な治療と漢方治療

糖尿病の一般的な治療と漢方治療

糖尿病に使われる漢方素材はたくさんあります。

個々人の体調や体質に合わせて使うものを選んでいきます。