2021/07/23

滋腎通耳湯 (じじんつうじとう)

 滋腎通耳湯 (じじんつうじとう)は、聴力が衰えて、耳が聞こえにくくなったり、また異常な音がいつまでも続いたり、時にめまいを訴えるなどの高齢者に用いられることが多いです。その方名に、腎を滋養し(腎の働きを高める)、耳の通りをよくするという薬能が込められています。

◎類似処方の比較
・滋腎通耳湯(じじんつうじとう)
高齢者に多い、腎虚による耳鳴り、難聴、めまいなどに用いる。

・八味地黄丸(はちみじおうがん)
腰から下が冷えて重だるく、夜間の頻尿が顕著な方の耳鳴り、難聴などに。

・釣藤散(ちょうとうさん)
高血圧傾向で、のぼせ、頭痛、耳鳴りなどを訴える方に。

耳の異常は、漢方では腎の衰えととらえ、腎の機能を高める漢方を用います。現代人の感覚からすると、腎は泌尿器と考えがちですが、漢方ではもっと広い働きと理解されています。生命活動の原動力を供給する臓器であり、成長・発育・生殖などに関わります。したがって、腎の機能が衰える(腎虚:じんきょ)と老化が早まり、老化現象としての耳鳴り、聴力 低下などが発生します。
 腎虚に伴う耳鳴りは、蝉の鳴くような「ジージー」という音が聞こえます。また、「キーンキーン」というような高音性の耳鳴りは精神的な原因で起こることが多いです。配合されている生薬の働きから、どちらにも使えるのが滋腎通耳湯です。

2021/07/23

滋腎通耳湯 (じじんつうじとう)

 滋腎通耳湯 (じじんつうじとう)は、聴力が衰えて、耳が聞こえにくくなったり、また異常な音がいつまでも続いたり、時にめまいを訴えるなどの高齢者に用いられることが多いです。その方名に、腎を滋養し(腎の働きを高める)、耳の通りをよくするという薬能が込められています。

◎類似処方の比較
・滋腎通耳湯(じじんつうじとう)
高齢者に多い、腎虚による耳鳴り、難聴、めまいなどに用いる。

・八味地黄丸(はちみじおうがん)
腰から下が冷えて重だるく、夜間の頻尿が顕著な方の耳鳴り、難聴などに。

・釣藤散(ちょうとうさん)
高血圧傾向で、のぼせ、頭痛、耳鳴りなどを訴える方に。

耳の異常は、漢方では腎の衰えととらえ、腎の機能を高める漢方を用います。現代人の感覚からすると、腎は泌尿器と考えがちですが、漢方ではもっと広い働きと理解されています。生命活動の原動力を供給する臓器であり、成長・発育・生殖などに関わります。したがって、腎の機能が衰える(腎虚:じんきょ)と老化が早まり、老化現象としての耳鳴り、聴力 低下などが発生します。
 腎虚に伴う耳鳴りは、蝉の鳴くような「ジージー」という音が聞こえます。また、「キーンキーン」というような高音性の耳鳴りは精神的な原因で起こることが多いです。配合されている生薬の働きから、どちらにも使えるのが滋腎通耳湯です。