2019年3月30日開催 ファスティングセミナーの参加者の声
今日は急な冷え込みにより季節外れの雪・みぞれです。14時開催のセミナーには傘を持たない参加者の方がほとんどでした。今日のセミナーは「無理しなくても、腸内環境を改善するファスティング」でした。参加は2回目でご自身のご家族様と一緒に勉強しなおす方や過去にファスティングの経験があったものの、やる前の目標を達成することができなかったという方もいらっしゃいました。ファスティングに秘めた健康の可能性を気になってはいるが、正しいやり方がわからない、という方も多いかもしれません。運龍堂では漢方治療はもちろんのこと、ファスティングを健康づくりの強力な方法の一つとして、実践してもらっています。セミナーではエッセンスがまとめられていますので、セミナーを受けた後にはすぐにファスティングを実践できるようになります。ファスティングに必要な知識、必要な酵素ドリンクも運龍堂ですべて準備が整います。自分の健康は自分で守る、改善していくという意識で取り組んでいただけますと嬉しいです。「無理しなくても~」というタイトルの通り、一日一食を酵素ドリンクに置き換える方法でも継続することで腸内環境、体質を改善していくことが可能です。参加者からの質問で、一日二食を酵素ドリンクに置き換えてやることはできますか?というご質問もありました(例:一日一回昼食だけ食べて朝と夜は酵素ドリンクに置き換え)。答えとしましては、可能です。基本的には置き換える回数、内臓を休ませる時間を長くすることでファスティングの効果は高まります。ただし、一日の食べる回数を減らしても、一回で暴飲暴食をしてしまっては消化管を休ませることができませんので、きちんと普段の一回の食事量で抑えるということが大切です。ほかにはファスティング中の禁止事項としてガムやアメがあります。これについて理由を質問すると答えられない方が多いです。よくある返答が「糖分摂取になるから」、「唾液がでるから」です。禁止にしている本当の理由は「添加物を摂取しないため」です。ご存知の方も増えてきていますが、添加物は腸内環境を悪くしてしまいます。カロリーゼロ、をうたい文句に人工甘味料(アスパルテーム、サッカリン、アセスルファムカリウムなど)がたくさん使われていますが、これらは腸内環境の観点からすると不健康な食品ですのでご注意ください。最近では「腸漏れ」、「リーキーガット症候群(腸管壁侵漏症候群)」が様々な疾患の原因にもなっていることがわかってきています。皆様の身体の不調は実は腸に原因があるかもしれません。身体の健康の基本は「腸の健康」です。植物の根に相当するのが私たちでは腸です。根腐れを起こさないよう普段から腸内環境、腸の健康を気を付けてきましょう。リーキーガット症候群に関して気になる方は前回のブログを読んでいただければ幸いです。
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この記事の監修薬剤師
運龍堂 佐藤貴繁
略歴
1977年 北海道生まれ。北海道立札幌南高等学校
北海道大学薬学部を卒業
2003年 薬剤師免許を取得
2006年 北海道大学大学院薬学研究科生体分子薬学
専攻博士後期課程を終了後、博士(薬学)取得
2011年 福祉社会法人 緑仙会理事 就任
2012年 杜の都の漢方薬局 運龍堂 開局
2013年 宮城県自然薬研究会会長 就任
2017年 宮城県伝統生薬研究会会長 就任