2021/05/11
玫瑰花(マイカイカ)
バラ科のマイカイの花蕾を乾燥したものを用います。
浜梨(はまなす)とも呼ばれ、花が満開になる前に採取します。
日常においてはローズティーとして親しまれています。
マイカイカ自体は他のお茶とブレンドして用いられるのが一般的となっています。
お茶に浮かべることでその優雅な見た目だけでなく甘い良い香りが広がります。
生薬は働きによって分類されており、 マイカイカは「補気薬」に属しています。
補気薬は気の虚弱を補益することを目的に用いられる生薬です。
具体的には臓腑の働きを補強することで息切れや疲れ、自汗(温度に関係なく常に
汗をかくことで、気虚や陽虚によく現れます。)、めまいなどの気虚証を治します。
マイカイカの販売ページはこちら
漢方としての性質は性味の味が「苦・甘」であり、苦さと甘さを持ち合わせています。
性が「温」に属しているため、体を温める作用もあります。
ほかの働きとして「理気作用」も持ち合わせており全身をくまなく巡る「気」の流れを
促しストレスを発散してくれます。漢方では良い香りの生薬がこの「理気作用」を
持ち合わせていることが多く、 マイカイカもその甘い香りから気の巡りを整えてくれます。
食材や生薬が選択的に作用を発揮する臓腑・経絡を帰経と呼びます。
マイカイカの帰経は「肝・脾」ですので肝気や脾気を高めてくれるため、
「肝の疏泄作用」が促されたり、消化吸収という「脾」の働きが助けられます。
特に「肝」はストレスで働きが悪くなりやすいため、 肝の働きを良くするマイカイカは
ストレスを軽減する目的で用いられてきました。「肝」がきちんと働くことで
血液の巡りも良くなりますので、女性に多い月経不順などにも用いられます。
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浜梨(はまなす)とも呼ばれ、花が満開になる前に採取します。
日常においてはローズティーとして親しまれています。
マイカイカ自体は他のお茶とブレンドして用いられるのが一般的となっています。
お茶に浮かべることでその優雅な見た目だけでなく甘い良い香りが広がります。
生薬は働きによって分類されており、 マイカイカは「補気薬」に属しています。
補気薬は気の虚弱を補益することを目的に用いられる生薬です。
具体的には臓腑の働きを補強することで息切れや疲れ、自汗(温度に関係なく常に
汗をかくことで、気虚や陽虚によく現れます。)、めまいなどの気虚証を治します。
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漢方としての性質は性味の味が「苦・甘」であり、苦さと甘さを持ち合わせています。
性が「温」に属しているため、体を温める作用もあります。
ほかの働きとして「理気作用」も持ち合わせており全身をくまなく巡る「気」の流れを
促しストレスを発散してくれます。漢方では良い香りの生薬がこの「理気作用」を
持ち合わせていることが多く、 マイカイカもその甘い香りから気の巡りを整えてくれます。
食材や生薬が選択的に作用を発揮する臓腑・経絡を帰経と呼びます。
マイカイカの帰経は「肝・脾」ですので肝気や脾気を高めてくれるため、
「肝の疏泄作用」が促されたり、消化吸収という「脾」の働きが助けられます。
特に「肝」はストレスで働きが悪くなりやすいため、 肝の働きを良くするマイカイカは
ストレスを軽減する目的で用いられてきました。「肝」がきちんと働くことで
血液の巡りも良くなりますので、女性に多い月経不順などにも用いられます。
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