出産後の諸症状
出産後の諸症状とは
出産は体力や気力を消耗し、血も不足し、ホルモンバランスも乱れがちになります。
その結果、産後に体調を崩したり、痩せたり、太ったりする方も少なくありません。
まずは気になる症状を改善し、乱れたバランスを整えていく必要があります。
出産後の症状
産後うつ病という症状が出る人もいます。
産後うつ病は、出産後6から8週の間に発症すると言われています。
原因は出産に伴う肉体的、精神的疲労やホルモンバランスの変化と言われていますが、原因は不明です。
出産後の症状になる原因
産後うつの症状は、漢方では、「血の道」と呼んでいる症状に類似し、半健康状態です。
血の道症(ちのみちしょう)とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことを指します。
出産後の症状の改善方法
妊娠期間中と同じく、食事の管理が非常に大切です。
特に貧血対策は重要となってきます。脳血流が低下することで、不安・不眠・物忘れの症状が出やすくなるため、産後うつ病のリスクも高まります。
出産後に効く漢方薬
漢方で血を補う処方を活用するのが、お勧めです。
上記の通り、血を増やすことで脳血流を確保することは、肉体的にも精神的にもプラスになります。
よく使われる漢方は、
牡蠣肉エキス:貧血対策に。良質な母乳作りやストレス対策にも。
牛黄製剤:貧血対策やストレス対策にも。
鹿茸製剤:ホルモンバラスを整え、ストレス対策にも。