
柴胡桂枝湯を試してみた!実際の体験談と感じた効果

忙しい日々の中で風邪をこじらせ、だるさや頭痛、お腹の不快感などが長引いた経験はありませんか?
そんな“治りきらない体調不良”に用いられるのが、漢方薬「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」です。
慢性的な不調に選ばれることが多く、効果を実感する声も少なくありません。
本記事では、実際に使用された方の体験談をもとに、柴胡桂枝湯の変化や効果をご紹介します。
昇進のプレッシャーで体調を崩して…そんなとき支えになった漢方
会社員・女性(34歳)
昇進してから今まで以上に仕事が忙しくなり、ここ最近はずっと気が張った状態が続いており、無理がたたったのか、風邪を引いたあとも微熱っぽさが取れず、胃のムカムカや体のだるさまで感じるように。
食欲も落ちて、仕事中も集中できず、「これはちょっとまずいな」と思いつつも、市販薬を飲んでもなかなかよくならなかったので立ち寄った薬局で、薬剤師さんに体調のことを相談してみたところ、『柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)』という漢方薬をすすめられました。
やっぱり漢方なので最初は正直、味に少し抵抗がありました(笑)苦くて、口に残る感じが…(笑)
2〜3日ほどでずっと重かった体のだるさも軽くなったように感じましたし、胃の不快感も落ち着いてきたのでちゃんと食事がとれるようになったのがよかったです。
まだ完全に元通りというわけではありませんが、確実に回復に向かっている実感があり、続けてよかったと思っています。
忙しい日々の中でも、自分の体とちゃんと向き合うことの大切さを改めて感じました。
「漢方って年配の人のもの?」と思ってた僕が、初めて飲んで実感したこと
大学生・男性(21歳)
普段からあまり病院に行くタイプではないんですが、季節の変わり目で体調を崩してしまい、ちょっとした風邪のつもりがなかなか治らず…熱はないのに頭がボーッとして、寒気やお腹のゴロゴロがずっと続いていました。
授業やバイトに影響が出るほどではなかったけど、なんとなく体がだるくて集中できない日が続いていて、正直ちょっとしんどかったです。
親に相談してみると、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)って漢方を教えてもらったので、人生で初めて漢方薬を試してみることに。
最初は「漢方って年配の人が飲むやつじゃ?」と思ってたんですけど、飲み始めて2日目くらいから頭の重さがスッと軽くなって、寒気も落ち着いてきてびっくりしました。
あと、お腹の張りも少しずつ楽になって、体調が全体的に整ってきた感じがして、「漢方ってちゃんと効くんだな」と初めて実感しました(笑)
今まで選択肢の中になかったけど、これからはこういう自然由来の選択肢もアリだなと思いました。体調を崩しがちな時期には、またお世話になるかもしれません。
がんばらない体調管理。自然に整う感覚が嬉しかった日々
主婦・女性(47歳)
47歳になり、年齢的なこともあってか、最近は以前より疲れやすくなったと感じていました。
家事や育児がひと段落し、やっと少し自分の時間が持てるようになったと思ったら、今度は自分の体調が思うように整わない日が増えていたんです。
そんな中、風邪をひいてしまい、咳がなかなか治まらず微熱も続いて、どうにもスッキリしない状態が長引いてしまって…体がだるくて食欲も落ち、気力がわかず、何をするにも億劫に感じる日々が続いていました。
病院に行ったところ、更年期の影響もあるかもしれないとのことで、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)という漢方薬を処方してもらいました。
服用し始めてから数日で、なんとなく体の芯がほぐれてきたような感覚があり、少しずつ体が軽く感じられるようになり、不思議と気持ちにも余裕が出てきて、「よし、今日はこれをしよう」と思えるようになったのが、私にとってはとても嬉しい変化でした。
薬に頼りすぎず、自然なかたちで体が整っていく感覚は、年齢を重ねた今だからこそありがたいなと感じています。
30歳手前、“どこが悪いわけでもない不調”に気づいて
ITエンジニア・男性(29歳)
仕事が忙しく、長時間のデスクワークが続いていたせいか、軽い風邪をこじらせてしまいました。
20代前半の時はすぐ治っていたのに、30代が近づくと治りが悪くて、微熱が続いたり胃のあたりがムカムカしたりと、体の不調が長引くように。
それに加えて、疲れがたまっているせいか気分も落ち込みがちで、仕事に集中しにくかったり、人と話すのも少し億劫になったり…明確に「ここが悪い」というわけではないけれど、何をするにもエネルギーが出ない「なんとなく不調」という状態が続く毎日に、さすがに不安を感じはじめました。
ネットでいろいろ調べているうちに、自律神経の乱れからくる症状かもしれないと知り、そこで出会ったのが漢方薬の「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」でした。
正直、漢方はよくわからないというのが本音でしたが、同じような症状に悩む人の口コミを読んで服用してみることに。
飲み始めて1週間ほど経つころには、食欲が戻り、ずっと感じていた体のだるさも和らいできました。
今では以前よりも睡眠の質も上がり、仕事に向かう気力も回復し、漢方の良さを実感しています。
フリーランスならではのストレスと体調不良
フリーランス・女性(40歳)
40歳を過ぎてから、ふとしたタイミングで「あれ、なんだか無理がきかなくなってきたな」と感じることが増えてきました。
フリーランスという働き方は自由で気に入っていますが、その分、仕事と生活の境目が曖昧で、つい根を詰めすぎてしまう日も少なくありません。
そんなある日、軽い風邪をひいたのをきっかけに、なんとなく体調が戻らない日が続きました。
熱はないものの、微妙な倦怠感、胃の不快感、そして夜も眠りが浅く、朝起きたときには疲れが取れずどんより。
「これはちょっと変かも…」と思い、思い切って漢方薬局に相談してみたところ、「自律神経のバランスが乱れているのかもしれませんね」とすすめられたのが、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)でした。
実際に飲み始めてみると、少し苦味がありつつもそれが逆に効きそうだなと思わせてくれるような味で、数日後には少しずつお腹の違和感やだるさが引いていくのを実感しました。
「そういえば、昨日ちゃんと眠れたかも」と思える日が増えた時の安心感は大きくて、そこから少しずつ、気持ちの余裕も戻ってきたように感じています。
最近では、朝起きてからコーヒーを飲む前に一呼吸おく時間や、食事を丁寧に作る余裕も持てるようになりました。
忙しさに押される日々の中で、自分の体調と静かに向き合う時間を持つことが、どれだけ大切だったかを改めて感じています。