偏頭痛
偏頭痛とは
偏頭痛は、頭の片側にズキズキとした痛みを伴う症状で、人によっては吐き気を感じたり、線や点滅する光が見えることもあります。
偏頭痛の症状の種類
偏頭痛の原因は複雑で、まだ解明されてない部分が多いです。最も一般的なタイプの頭痛である緊張型頭痛は、肩、首、頭皮、顎などの筋肉が緊張することが原因です。一方で、偏頭痛は、ストレス、光への曝露、ホルモンバランスの乱れ(特に女性の場合)などが原因と考えられています。また、漢方的な視点からは血が不足している(血虚:けっきょ)が絡んでいることが多いです。
偏頭痛の改善方法
偏頭痛の改善には、ストレスの緩和が最も重要です。しっかりとした休息と食事、そして規則正しい生活が重要です。もし偏頭痛が起きてしまったら患部を冷やしたり、部屋を暗めにすることも有効です。
偏頭痛に効く漢方薬
一般的に、時間帯が関係しない偏頭痛であれば、血流改善、朝の時間帯に多い偏頭痛であれば、水分代謝の改善、夕方以降に起こりやすい偏頭痛であれば、血を補う漢方薬を使用します。しかしながら上記の通り、現在では、血が不足する血虚(けっきょ)が原因で、偏頭痛になっている方が非常に多いです。この原因としては、スマホが考えられています。スマホは脳へ負担が多く、脳の血を消耗してしまいます。実際、補血を行うことで、改善する方が多いです。そのため、鹿茸(ろくじょう)、牛黄(ごおう)、当帰(とうき)などの入った漢方薬を使用します。加えて、ストレスが多い場合は、麝香(じゃこう)や香附子(こうぶし)が入った漢方薬を使用します。