家庭の常備薬
お勧めの常備薬の解説となります。
いざという時のため、家庭にあると便利な漢方薬です。
防災のために、ぜひご準備ください。
風邪となったら
荊防敗毒散(けいぼうはいどくさん)
喉の痛みがあれば、最初に服用すべき処方です。
葛根湯(かっこんとう)
喉の痛みがなく、発熱があれば、葛根湯です。
風邪の引き始めで使用します。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
鼻水・くしゃみが多ければ、適当となります。
風邪以外にも花粉症による鼻水・くしゃみにも使用します。
※風邪で使う漢方薬の使い分けについて
食べ過ぎ、飲み過ぎ
片仔黄(へんしこう)
食べ過ぎによる膨満感で使用します。漢方では珍しく食後に服用します。
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
冷たいものを食べ過ぎた時の軟便に。
普段から胃腸が冷えている方や、ストレスによる不調にも対応します。
黄連解毒丸(おうれんげどくがん)
二日酔い防止として使える漢方薬。飲み会の前や飲みすぎた時に服用します。