2021/05/05

変形性関節症

変形性関節症は、膝や肘などの関節の軟骨が老化などで摩耗し、
軟骨の下の骨に棘状の突出である骨棘(こつきょく)ができたり
するもので、高齢化の進展とともに患者が増加している。

苦痛がある時は、西洋薬の鎮痛剤の服用と関節を支える筋肉の強化などで
治療するが、漢方薬を併用すると治療効果が高まる。

◎体力がない、胃腸も弱い(虚証)
・防已黄耆湯:水太りタイプで、下半身がだるい。尿量減少
・桂枝加朮附湯:冷え性、腹部の張り、腹痛などを伴う
・八味地黄丸:下半身の衰弱や冷えを伴う

◎体力はふつう(中間証)
・越婢加朮湯:口渇、尿量減少、多汗などを伴う
・五積散:上半身がほてり、下半身の冷えを伴う

◎体力は比較的ある、胃腸も丈夫(実証)
・桂枝茯苓丸:打撲等で疼痛、腫れが再発・悪化したとき
・桃核承気湯:桂枝茯苓丸の症状が強く、便秘もある
・防風通聖散:肥満体で便秘を伴う

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投稿日:2021.05.05/更新日:2021.05.05

変形性関節症

変形性関節症は、膝や肘などの関節の軟骨が老化などで摩耗し、
軟骨の下の骨に棘状の突出である骨棘(こつきょく)ができたり
するもので、高齢化の進展とともに患者が増加している。

苦痛がある時は、西洋薬の鎮痛剤の服用と関節を支える筋肉の強化などで
治療するが、漢方薬を併用すると治療効果が高まる。

◎体力がない、胃腸も弱い(虚証)
・防已黄耆湯:水太りタイプで、下半身がだるい。尿量減少
・桂枝加朮附湯:冷え性、腹部の張り、腹痛などを伴う
・八味地黄丸:下半身の衰弱や冷えを伴う

◎体力はふつう(中間証)
・越婢加朮湯:口渇、尿量減少、多汗などを伴う
・五積散:上半身がほてり、下半身の冷えを伴う

◎体力は比較的ある、胃腸も丈夫(実証)
・桂枝茯苓丸:打撲等で疼痛、腫れが再発・悪化したとき
・桃核承気湯:桂枝茯苓丸の症状が強く、便秘もある
・防風通聖散:肥満体で便秘を伴う

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